活動の歴史と内容


2004年~ ――― 会の発足・創成期―――  

2004年 
 2月 折戸川にホタルを飛ばそう会を発足

 5月 折戸川の春・秋定期清掃を開始
 7月 折戸川にそそぐ湧水を整備し「ホタルの里・藤塚用水」と命名

 11月 ホタルの里に初めてカワニナを放流
2005年

 4月 岡崎市河合中学校へホタルの飼育方法の研修へ

     ゲンジボタルの幼虫をホタルの里へ放流

     折戸川にホタルを飛ばそう会の賛歌を(松原のぶえ「蛍」の替え歌)

     佐藤菊栄が発表 

 6月 折戸川で初ホタルを観測!

 7月   小学校への出前授業をスタート 

 11月 豊田松平ホタル同好会を訪問
2006年
 6月 にっしんエコドームでホタルの展示会

     にっしん子供プロジェクトからの依頼でホタルの授業へ
2007年
 4月 土岐市浄化センター見学
 8月 本郷町の田んぼでゲンジボタル幼虫飼育に成功 

2008年~ 日進市と連携し環境美化に邁進!

2008年
 4月 日進市の折戸川里親制度に登録
 6月 毎月・野外活動日を決めてホタルの里の整備を開始
 11月 ホタル便り創刊(不定期刊行)
2009年
 4月 ホタルの里に「ゲンジボタルの一生」の看板を設置
    特別養護施設やケア施設を訪問
 7月 日進市社会福祉協議会主催の地域活動助成事業に認定(2009年~2011年)
2010年
 4月 ㈱三五・ECO35ビオトープにてヘイケボタルの協働飼育をスタート      
2011年
 1月 愛知用水を利用して本郷町でカワニナの飼育開始
2012

 2月 長久手ほとぎの里から「歩くことが楽しくなるまちづくり」に協力要請

 3月 「折戸川にホタルを飛ばそう会」応援旗が完成
 7月 応援団(会員)100名を突破
 8月 ゲリラ豪雨による折戸川一部決壊でカワニナの大半が流失
 10月 日進市長から感謝状を受領
    里親制度(アダプトプログラム)助成団体決定

2013年
 3月 日進市環境基本計画パートナーシップ事業登録
 6月 にっしんESD普及啓発事業に認定
 7月 地域助成金の交付を受けて「折戸川生物探検会」を実施 
 10月 日進市長とのふれあいトークに参加(ホタルの里の整備が前進)
    日進市社会福祉協議会から感謝状を受領
 11月 日進市市制20周年記念事業DVD作成・市民公募事業

    「ホタル舞う環境の街づくり」承認
 12月 日進市・岩崎川でホタルの里づくりが開始される
2014年 
 5月 5/24日~6/10に約50匹が舞い観賞者急増(延べ4000名)
 8月 ホタルの里(藤塚用水)改良工事完了(日進市土木管理課)
 10月 愛知県社会福祉協議会から感謝状を受領
 12月 市民活動・発足10周年パネル作成


2015年 ――  ホタルの飛翔数も年々増加!  ――

2015年
 1月 ブログを開設
 5月   5/19にゲンジボタルとヘイケボタルが同時に羽化。

    例年より1週間早く初ボタルを観測
 6月 ホタル観賞会開催(環境課主催、にっしんESD事業)
 12月 にっしん環境まちづくりサポーターズ「パートナーシップ団体認定」
     ホタルを復活させたい「みよし街づくり研究会・莇生」と協働飼育スタート
2016年
 1月 ホタルの里・観覧席の増改築(ESD事業委託料)
 5月 タウン誌「ひまわりくらぶ」ホタル特集、にっしん東版へ掲載
 5月 5月~6月・折戸川に数十匹、岩崎川に数匹の自然発生を確認。三本木川は乱舞
    愛知ホタルの会・日進大会(共催:日進市 後援:日進市教育委員会)
    香久山小学校でドラゴン号(中日新聞)、出前授業を特別号外発行
 7月 豊田大谷高校ボラ部と合同でサマーセミナー「ホタルも恋をする」開催

 11月「中京TV」貴女の心の真ん中は〝ホターマン〟放映 

2017年
 3月 折戸川・ホタルの里近くで護岸工事

             (愛知県河川整備課・生物への影響最小限の工法)

 4月 出前授業DVD「ホタルの一生と川の環境」改訂版完成
 5月 めばえ保育園へホタル持参、縫いぐるみホターマン&ピカチャン大歓迎
 6月 高須清光氏撮影の写真「折戸川ホタル乱舞」を日進市市長に寄贈

    現在は公民館に展示
     ㈱ECO35が全社従業員を対象にホタル観賞会開催
     長久手市でゲンジボタル30頭、ヘイケボタルは乱舞
     莇生街づくり研究会が自然発生のヘイケボタル22匹、

                ゲンジボタル4匹を確認。みよし市・砂後川に階段敷設工事
 9月 折戸川にホタルを飛ばそう会・世話人、高校同窓会で「ホタルと出会い」講演
2018年
 1月 ホタルの里へ水族館新設、飼育システム増設完了
               地元ミュージシャン・真野賢一夫妻ら「ほたるの空」作詞・作曲・歌

 4月 ごみ拾いウォーク&野外活動スタート
 5月 異常気象を反映し5/1に初ボタルを観測。飛翔ピークは5月末
              ホタル観賞に備え、折戸川野方橋~神明社間の堤防草刈り(土木管理課)
 6月 観賞者8000名前後(ボーイスカウト・カウント協力)、折戸川ホタル自然発生急増
 8月 散歩途中の市民へ向けて「ホタル便り」を配布するチラシBOXを新設

 11月 ホタルの里へ手作りの長椅子設置

2019年

 1月   新しいホームページOPEN(長谷川女史協力)

 3月 とよしん教育文化奨励賞(副賞5万円)受賞

 4月 幼虫飼育は軌道に乗りゲンジ1400匹、ヘイケ3000匹。各自好きな場所に放流

 5月 初ボタルが飛ぶようになると、5年振りに復活したHP好評、アクセス急増

    発足15周年オープニングセレモニー「ホタルの里を護りたい」と近藤市長挨拶

    お世話になっている地主、地元区長、写真家、折戸病院さんを招待・感謝状

    ESD事業(出前授業、ホタル観賞会、幼虫放流会)環境課と調印

 6月 15周年記念パーティーで功労者に感謝状、会員・応援者に記念ボールペンの配布

   地元ミユージシャン・眞野賢一氏作曲「ホタルの空」合唱、12月「ホタル行進曲」完成

 8月 ホタル便り17号・2500部印刷・配布

 12月 ホタルの里回遊路延長整備


2020年 ――  新体制へ移行、コロナ対策に腐心  ――

 

2020年

 2月 Aroundo26会(若手グループ)組織の若返り話し合う(1112、2月)

    近藤・日進市長へ「市役所駐車場開放、折戸川左岸車両通行止め」懇談・要望書提出

 3月 コロナ禍、マスク・窓開け・席を離して総会実施 代表世話人・後藤和正氏選出

   会員全員が世話人体制、会計・出前授業・広報・ホタルの里管理などの世話人となる

 4月 シーズン中夜間は市職員用駐車場開放、JA駐車場開放も協力依頼

   「にっしんESD継続事業」認可 SDGNo.4,14,15のゴールを目指す6事業

 5月 新型コロナ感染予防のため緊急事態宣言延長、ホタルの里閉鎖

   下旬看板撤去~6月中旬までホタル観賞

 6月 北小、7月南小、10月西小 コロナ対策の下に3校出前授業実施

   密対策も考慮しホタル幼虫観察と並行しバーチャルゴミ拾いボードづくりを実施

   「ホターマンとピカチャンのゴミ探検~折戸川530(ごみぜろ)めざし~」DVD作成、

市内9小学校に配付

 8月 ホタル便り182500部印刷・配布

 11月 ホタルの里回遊整備へいけ橋、げんじ橋の完成 

2021年

 4月 にっしんESD継続事業認可 SDGNo.4,14,15のゴールを目指す6事業

 5月 南小 梨の木小 西小 東小 6月北小 コロナ感染防止を施し、5校の出前授業実施

 8月 ホタル便り19号・3000部印刷・配布

 11 自分の気になる所のゴミを拾ってホタルの里に集合「GOMI拾い大会」・新企画成功

 12日進市長から感謝状(美しい街づくりと教育の振興に貢献)

2022年

 1月 蛍神・水神さま初詣

   ホタルの里どんど焼き 門松、休耕田の草、竹など焼きながらお餅、焼き芋を楽しみ、

   無病息災とホタルの乱舞を祈った

 8月 ホタル便り20号・3000部印刷・配布

2023年

 1月 蛍神・水神さま初詣 今年は30名の会員やファンが集まりお神酒と焼き芋で乾杯

   

  

 

 


地元ミュージシャン・真野賢一夫妻による、折戸の風景やホタルの美しさを唄った2曲「ほたるの空」「いなり山」をお楽しみください♪ 

※下記のタイトルをクリックすると音楽が聴けます。

 

ほたるの空

いなり山

 

川の掃除屋カワニナ

ゲンジボタルの幼虫の餌となるカワニナは、巻貝の一種で川や用水などに生息。落ち葉や藻、野菜くずなどを食べ、水がきれいになるため川の掃除屋と呼ばれています。繁殖は春~秋で、体長約2cmに成長。卵ではなく稚貝を産み、孵化したばかりのホタルの幼虫は、この稚貝を食べて成長します。

ホタルの幼虫飼育装置

ふ化したばかりのゲンジボタルの幼虫(1.5mm)とカワニナの稚貝を入れる、綿や濾過(ろか)砂利層を飼育槽の中間に設置。ブクブクによって酸素補給をしたり水流が生まれることで川のような環境に。中間の濾過槽を通すことで水の浄化もします。幼虫の成長に合わせ、順次大きなカワニナを与えます。

出前授業

スタッフが小学校に出向き、ホタルの授業を実施。現在は、日進市内9校すべての小学校から要請があり活動しています。小学3年生の理科「昆虫を調べよう」、小学4年生の総合学習の時間に、自作のDVD観賞や、実物のホタルを囲んで授業を行っています。

ビオトープで幼虫の飼育

最上流には幼虫飼育施設を作りカワニナを飼育、稚貝が産まれる5~7月に孵化したばか
りの幼虫を放して飼育しています。
成功すれば自然発生への道がまた1つ開かれそうです!

アダプトプログラム

アダプトプログラムは、日進市が管理する身近な河川などの美化、保全等のために市民が里親になる制度。「折戸川にホタルを飛ばそう会」は、この制度を導入し、里親合意書に基づいてボランティアで春・秋定期的に折戸川清掃、ホタルの里を整備などに取り組んでいます。

感謝状の受領

会の活動を通して環境保全や教育の振興に貢献、社会福祉の増進に役立つなど、功績を認められて社会福祉協議会、日進市長から感謝状を受領しました。

にっしん環境まちづくり

サポーターズ

日進市民や団体が会員になり、色々な活動に参加することによって、環境まちづくりを進め、持続可能な社会の実現を目指す「にっしん環境まちづくりサポーターズ」。「折戸川にホタルを飛ばそう会」は、パートナーシップ団体として認定されています。

ホターマン&ピカチャン

小学校の出前授業にはホタルの縫いぐるみホターマン(ヘイケボタルのオス)とピカチャン(ゲンジボタルのメス)を着たスタッフが登場します。キラキラした電飾メガネをかけて子どもたちの質問になんでも答えるので人気者!日進市内の小学生はほとんど知っています。

ゴミ拾いウォーク

毎月・第2土曜日9:00~はウォーキングを兼ねて、折戸川周辺のゴミ拾いをします。また、ホタルの里を整備する野外活動も行っており、四季を通して咲く花や小動物、野鳥などを観察しながら楽しんでいます。ホタルの里へ集合、現地解散。散歩がてらお出かけ下さい。

折戸川の休憩スポット

ホタルの里の看板前に長椅子を設置。散歩途中に疲れたら、ここでちょっと一息できます。

アサギマダラが飛来

秋の七草のひとつであり、蝶が好む植物フジバカマを2016年に植栽。毎年順調に花を咲かせています。2018年10月19日には、フジバカマの花にとまるアサギマダラを発見!

1日平均250km、2000km以上も旅をするというアサギマダラも一休みするホタルの里となりました。

日進市長へ要望書

ホタルの里閉鎖